ヨルダン旅行で障害者割引は使える?
実際に使えた施設・使えなかった場所を正直にまとめた体験談
① 結論|ヨルダンでも「障害者割引は存在する」が、期待しすぎは禁物
ヨルダン旅行で障害者割引が使えるか?
結論から言うと、一部の主要観光施設では使えた。
ただし、日本のように
- 表示が分かりやすい
- 制度が統一されている
- 説明なしで自動適用
という仕組みではない。
「聞けば対応してくれる可能性がある」
これが、ヨルダン旅行でのリアルな感覚だ。
② 体験談|ダメ元で聞いたら、普通に通った
ヨルダン旅行中、障害者割引について事前情報はほとんどなかった。
公式サイトにも詳しい記載はなく、「たぶん無理だろう」と思いつつ、入場窓口で障害者手帳を見せて聞いてみた。
すると意外にも、
「OK」「ディスカウントあるよ」
と、かなりあっさり通る場面があった。
制度というより、現場判断・人判断。これがヨルダンらしさでもある。
③ 実際に障害者割引が使えた施設
※すべて実体験ベース
■ ペトラ遺跡
→ 障害者割引:あり(無料または大幅割引)
通常50ディナール前後するペトラ遺跡だが、障害者手帳を提示すると1ディナールになった。
- 同伴者1名まで無料になるケースあり
- 窓口で直接確認が必要
- 英語で「Disability discount?」で通じる
👉 ヨルダン旅行で最も恩恵が大きかった施設。
※ただし、遺跡内はバリアフリーではないため、体力面は要注意。
■ ジェラシュ遺跡(行った場合)
→ 障害者割引:あ流可能性がある
ただし職員によって反応が違うため、「その日の担当者次第」という印象。
④ 割引が使えなかった・曖昧だった場所
■ 死海(ビーチ・リゾート)
- 無料ビーチ:そもそも割引概念なし
- 有料リゾート:障害者割引なし or 不明
死海は民間施設が多く、障害者割引は期待しない方が無難。
■ 交通機関
- 市バス:割引なし
- 長距離バス:割引なし
- タクシー:交渉次第(ほぼ通常料金)
日本のような交通割引制度は存在しない。
⑤ 障害者割引を使うためのコツ
ヨルダン旅行で障害者割引を狙うなら、以下を意識すると通りやすい。
- 英語表記のある障害者手帳 or 説明ページ
- 笑顔で聞く(本当に重要)
- ダメでも深追いしない
- 窓口が複数ある場合は聞き直す
ヨルダンでは、「制度」より「人の判断」が優先される。
⑥ バリアフリー面の正直な話
割引は使えても、ヨルダンの観光地は基本的にバリアフリーではない。
- 段差が多い
- 舗装されていない道
- トイレ環境が厳しい
- 中東特有の感想した機能のため砂っぽく埃っぽいため未舗装の道路が多い
特にペトラ遺跡は、割引は神レベルだが、身体的負担は覚悟が必要。
⑦ まとめ|ヨルダンは「聞いた人だけが得をする国」
ヨルダン旅行で障害者割引は、
- ✔ 確実に存在する
- ✔ でも明文化されていない
- ✔ 聞かないと分からない
だからこそ、遠慮せず、ダメ元で聞く価値はある。
制度は整っていない。
でも、人は柔軟で優しい。
ヨルダンは、障害があるから諦める国ではなく、工夫すれば体験を広げられる国だった。


