【障害者旅行の視点】ドバイ旅行で実際に感じたバリアフリー事情
ドバイ旅行は一見すると近未来的で、バリアフリーも進んでいそうな印象を受けます。 ただ、実際に障害者の立場で旅をしてみると、現実はかなりギャップがありました。
結論から言うと、
👉 「設備は新しいが、制度と意識は追いついていない」
これが正直な感想です。
■ 公共交通機関|設備は整っているが割引制度はなし
ドバイのメトロは見た目も車内も非常に綺麗で、段差も少なく近代的です。 しかし、駅員に障害者割引について尋ねたところ、返ってきた反応はほぼ「何それ?」という表情。
- 障害者割引制度:基本的になし
- 障害者向け案内:ほぼ見当たらない
- 配慮よりも「ルール優先」の雰囲気
日本のような「配慮が前提」の感覚は通用しません。
■ メトロ車内|ルールを知らないと居心地が悪くなる
ドバイのメトロには、
- 女性専用車両
- ゴールドクラス車両
- 立ち位置の区分ライン
など、細かいルールがあります。
問題なのは、それらが外国人には分かりにくいこと。 知らずにルールを越えただけでも、強い視線や注意を受けることがあります。
障害があっても、「知らなかった」「体が不自由だから」という理由は通用しにくい印象でした。
■ 街歩き|歩行者にやさしいとは言いづらい
ドバイは車社会です。
- 横断歩道が少ない
- 車が歩行者を優先しない
- 歩道が途切れる場所が多い
特に足腰に不安がある人や、長距離歩行が難しい人にとっては、街歩きはかなり消耗します。
暑さ(夏は40度超え)も重なり、
「移動するだけで体力を削られる都市」だと感じました。
■ 空港泊・施設利用|快適だが「誰でも平等」
ドバイ空港は非常に快適で清潔ですが、
- 横になれる椅子は少ない
- 優先的に使える休憩スペースはほぼなし
- 仮眠は自己責任
障害者だからといって特別な配慮があるわけではなく、
良くも悪くも「全員同じ扱い」です。
体力に不安がある場合は、
空港泊前提のドバイ旅行は正直おすすめしません。
■ 障害者旅行の結論|ドバイは上級者向け
障害者旅行という視点で見ると、ドバイは
設備:★★★★☆(新しくて綺麗)
制度:★☆☆☆☆
意識・配慮:★☆☆☆☆
という印象です。
👉 海外旅行に慣れていて、自分で対処できる人向け
👉 初めての障害者海外旅行には不向き
それでも、未来都市ドバイをこの目で見る体験は唯一無二。
「大変だったけど、行った意味はあった」
そんな旅先でした。







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